以前、私は、エアコンの室外機を自分で掃除しようと試みたのですが、結果的に、大失敗に終わってしまった苦い経験があります。当時、私は、室外機は、屋外に設置されているため、雨水で汚れが洗い流されるだろうと安易に考えていました。そのため、室外機の掃除は、今まで、ほとんど行ったことがありませんでした。しかし、ある日、室外機から異音がするようになり、これはまずいと思い、インターネットで情報を調べて、自分で掃除をしてみることにしました。まず、室外機のカバーを外そうとしましたが、ネジが固くて、なかなか外れません。やっとの思いでカバーを外してみると、中には、大量のホコリや、虫の死骸が詰まっており、その汚さに衝撃を受けました。そこで、私は、掃除機でホコリを吸い取り、ブラシを使って、汚れを落とそうとしましたが、なかなか綺麗になりません。さらに、ホースで水をかけて、汚れを落とそうとしたのですが、水が、室外機内部に入ってしまい、故障の原因になってしまうのではないかと、不安になってしまいました。結局、途中で掃除を諦め、専門業者に依頼することにしました。業者の方が来て、室外機を分解して見せてくれたのですが、私が、掃除機やブラシで掃除した箇所は、ほんの一部にしか過ぎず、内部には、まだまだ大量の汚れが残っていたことに驚きました。また、プロの業者さんは、専用の洗剤と、高圧洗浄機を使って、室外機を徹底的に綺麗にしてくれました。私が苦労した分解も、あっという間に終わり、プロの技術に、ただただ感銘を受けました。今回の経験から、私は、エアコンの室外機の掃除は、自分でできる範囲と、専門業者に依頼すべき範囲があることを学びました。また、プロの技術は、素人では、到底真似できないレベルであることを、痛感しました。今後は、自分でできる範囲のメンテナンスは行いながら、定期的にプロに依頼して、室外機を清潔に保ちたいと思います。今回の体験が、室外機の掃除で悩んでいる方の参考になれば幸いです。