注文住宅引き渡し、確認すべきポイントと不具合への対応

注文住宅の引き渡しは、完成した住まいを、実際に確認する重要な機会です。この記事では、引き渡し時に、必ず確認すべきポイントと、もし不具合が見つかった場合の対処法について解説します。まず、引き渡しの際には、契約書や、設計図書と照らし合わせながら、建物全体を、隅々まで確認しましょう。外観のチェックでは、外壁のひび割れや、塗装のムラ、屋根の状態、雨どいの取り付けなどを確認します。内装のチェックでは、床の傷や汚れ、壁のクロスの剥がれ、建具の開閉具合などを確認します。水回りのチェックでは、キッチン、浴室、洗面所、トイレなどの水漏れや、排水の詰まりがないかを確認します。設備のチェックでは、給湯器、エアコン、照明器具などの設備の動作状況を確認します。そして、建具の鍵、窓の開閉、床の傾きなども確認しましょう。これらの確認項目をチェックし、不具合箇所があれば、遠慮せずに、施工業者に伝え、補修を求めるようにしましょう。不具合箇所は、写真や、動画などで記録しておくと、後日、施工業者に説明する際に便利です。また、補修内容や、補修期間についても、施工業者と、しっかりと話し合い、合意するようにしましょう。引き渡し後も、保証期間内であれば、不具合箇所を無償で補修してもらうことができます。保証期間や、保証対象範囲については、契約書をよく確認しておきましょう。引き渡しは、新生活のスタート地点です。十分に確認を行い、安心して新しい生活を始めましょう。