ゴミ屋敷の片付け業者に見積もりを依頼し、提示された金額に納得して契約したはずなのに、作業終了後に追加料金を請求されてトラブルになった。そんな話を耳にすることがあります。優良な業者であれば、見積もり時に追加料金の可能性について丁寧に説明してくれますが、どのようなケースで料金が上乗せされるのかを事前に知っておくことは、無用なトラブルを避けるために非常に重要です。追加料金が発生する最も一般的なケースは、「見積もり時よりもゴミの量が多かった」場合です。例えば、押し入れやクローゼットの中など、見積もり時に確認できなかった場所に、想定外の大量のゴミが隠されていた場合、追加の人員や大きなトラックが必要となり、料金が加算されることがあります。また、「ゴミの種類の特殊性」も追加料金の原因となります。中身の入ったペットボトルや缶、スプレー缶、生ゴミや汚物など、処分に特別な手間や費用がかかるゴミが多い場合、その処理費用が上乗せされることがあります。特に、リサイクル家電(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)の処分には、法律で定められたリサイクル料金が別途必要です。建物の「作業環境」も料金に影響します。エレベーターのないマンションの4階や5階からの搬出作業は、階段を何度も往復する必要があるため、通常よりも人件費が高くなります。家の前にトラックを停められず、遠くから手作業で運び出さなければならない場合も同様です。さらに、ゴミ撤去後の「特殊清掃」の必要性も大きな要因です。床や壁にこびりついた汚れの清掃、強烈な悪臭の消臭作業、大量に発生した害虫の駆除などは、基本的な片付け料金には含まれていないオプションサービスであることがほとんどです。これらの追加料金のリスクを避けるためには、見積もり時に、できるだけ正確に部屋の状況を伝え、追加料金が発生する条件を事前に書面で確認しておくことが不可欠です。
見積もりより高くなる?ゴミ屋敷の追加料金が発生するケース